昔のアイドル
2015-05-10
「先日、マツコが“最近のアイドルって群れを成して、歌をがなっているだけよね”と言ってたから、急に昔のアイドルを聞きたくなった。」
「へえ~」
「そこでざ~と聞いてみたら、一部を除いて歌が上手である!」
「そうだった?」
「順繰りに紹介していくけど今回は伊藤咲子~!」
「わ~パチパチ」
「70年代、僕は特に彼女のファンではなかったので、意識して聞いていなかったんだけど……。今、改めて聞くとこの人うまいわ!」
「あら、そう」
「彼女は1974年“スター誕生!”からデビュー!デビュー曲は“ひまわり娘”」
「“ひまわり娘”のイメージは強いわね。」
「でしょ!この曲が爆発的に売れたような気がするが、一番売れたのは“木枯しの2人”でオリコン36位止まりだった。」
「以外ねえ~」
「彼女の歌い方は直球ズバリである。その特に“乙女のワルツ”では、過剰なまでの情感を込めて私たちのハートに迫ってくる。この歌い方は咲子だけの世界な感じだった。」
「あら~」
「また、彼女の歌は初めて聴いてもすんなり耳に入ってきて心地良い。」
「な~るほど。」
「おニャン子から乱れ始めたアイドル路線を正すには、我々70年代の生き証人が伊藤の様な歌手のことを語り続けるしかない。」
「へぇ~!…ちょっと待って、おニャン子と言えば、天ちゃんて22番の子が好きじゃなかった?…」
「え~(絶句)知らん、そんな過去なんか知らん。」
「何を顔を真っ赤にしているの?」