太田裕美の魅力
2014-05-10
「先日BSで太田裕美のライヴをしていて……。」
「え?え!」
「なつかしくて2時間しっかり見てしまったよ。」
「アハ!」「とはいえ、彼女は妙な個性を出していたよな。」
「うん、アイドル路線で売るには”美人”とか”愛くるしい”とかというタイプじゃないし、実力派で行くほどの素晴らしい歌唱力じゃなかった記憶があるわ。」
「確かにそうだ。つまり、太田裕美という存在は太田裕美なんだ!という事につきる。」
「簡単に言うわね。」
「と言うのも同時期に活躍した歌手と比較してあらゆる面で一歩ずつ遅れをとっていても、その潜在能力を発揮して“木綿のハンカチーフ”を爆発的にヒットさせたんだよ。」
「そうね。国民的ソングだよね。」
「しかし、それもオリコン1位にはなれなかった!」
「え?!!おどろき!!」
「当時、宇宙的ヒット曲“およげタイヤキくん”が大きな壁となって“木綿のハンカチーフ”が1位になる事はなかったのだ…」
「なんと!では結局、彼女の魅力は何だったんだろうね。」
「そうだなぁコアがしっかりした安産体型とはアンバランスな可愛らしい声かな?日本人のDNAを和ませる要素を持っていたのだろうね。」
「そうね。なんとなく分かるようなきがするね。」
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