お伊勢参り『その7』
2013-11-10
「内宮お参りの後には、“おはらい町・おかげ横丁”に行こう!」
「レッッゴー!」
「まず“おはらい町”は旧参宮街道で、切妻・妻入りの建物が軒を連ねているんだ。」
「情緒ありそうね。」
「約800mある参道に店舗がいっぱい。「ワクワク!」
「ここは江戸時代、お伊勢参りに訪れた参宮客に“お払い”をしてお札を授与した“御師”の館が並んでいたことから“おはらい町”の名がついたんだよ。」
「単なるみやげ物通りではないのね。」
「また、おはらい町の中ほどにある一角は江戸期から明治期の町並みを再現した“おかげ横丁”がある。」
「何か目うつりしそうね。」
「まずは、腹ごしらえ…“伊勢うどん”濃口しょうゆだしに、どっぷりつかった麺は初めての人はひくが、食べると歯ごたえは優しく、のどごし爽やかで、あ~おいしい!って感じ。」
「ゴクリッ!」
「その後はみやげ物屋、テイクアウトグルメの店をのぞいてブラリ。」
「楽しそう!」
「そして名物赤福だ。」
「ワ~イ」
「赤福といえばもちの上にこしあんをのせただけだと思っているだろ?」
「そうじゃないの?」
「なんと季節限定メニューがある。夏季は“赤福氷”抹茶蜜のかかった氷の中に赤福が入っている!」
「へぇ~」
「冬季は“赤福ぜんざい”これは赤福が入っているんじゃなくて、注文後に餅をやくので食べる時は香ばしくてホクホク!」
「キャー!それを聞いただけでお伊勢参りに行きたくなるわ!」
「待て!待て!お伊勢参りとは神様に感謝し日々の平穏のために行く事を絶対忘れてはならぬ!!」