「カネの亡者」
2012-11-10
「先日タクシーに乗った時運転手さんが『人の生き様って巡り巡って自分に返ってくるって本当だね!』と言ってたんだ。」
「なるほど」
「その人の身内に“カネの亡者”みたいな人がいて『一歩歩いてもカネ!』口を開いても『カネ!』って生き方をして、一千万円の貯蓄をしたらしい。」
「あら!」
「まあ、人間って貯蓄額を増やしたいって願望があるが、貯金が増えれば増えるほど、その願望が増大するらしい。」
「そうよね」
「となったら、手っ取り早く増やす方法、つまり金がカネを産むやり方に手を染めていくんだ。」
「ゲッ」
「バクチにしても財テクにしてもうまい事できていて、最初は当てるんだよね。」
「そうそう」
「すると次の儲け話に乗っかっていって転ぶんだよ。」
「あは」
「しかし、コリないのが金の亡者になった人間の性。」
「どうして、一回失敗で投資をやめないの?」
「それは、カネをコガした苦い経験より、当てた時の快感のほうが勝つ!」
「(苦笑)」
「となったら、自制が利かないから、借金してまで、元を取り戻そうとする。」
「オリに閉じ込めるしかないわね。」
「その通り運転手さんの言う通り、人の生き様は その人を潰すかもしれないし、正しい方向に導くかもしれない。」
「みんな 気が付いた時からでも 正しく生きましょうね。」
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