ミレーナ(当院では扱っていません)
2011-04-16
挿入方法や形状は子宮内避妊用具と同じですが、中央部から黄体ホルモン(女性ホルモンの一種)が持続的に子宮内に放出することによって子宮頸管(子宮の入り口)の粘膜を変化させ精子の侵入を防ぎ、また子宮内膜の増殖を抑制し、受精卵の着床を防ぐ作用があります。ピルの長所・月経困難症の緩和と子宮内避妊用具の長所・1~5年間の装着可能を兼ね備えています。
ただし、使い続けていると無月経になる可能性もありますが、除去すれば直ぐに月経が戻り妊娠可能となります。副作用もほとんどありません。
使い始めてから数ヶ月の間は子宮内膜への刺激などで月経時以外にも少量の出血が続く場合もあり、出産経験の無い人は子宮口が開いていないため挿入時に痛むことがあります。
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