ひどい手荒れは病院へ
2023-02-10
「この冬は手荒れがひどくて辛いわ。」
「確かに。ひび割れまで起こしてるじゃない。」
「何とかしてよ…。」
「まずは手洗いの方法を改善。手を洗う時は人肌くらい(33~35度)のぬるま湯を使いましょう。熱いお湯は皮脂を奪いすぎるため、手肌が乾燥する原因になるんだ。」
「なるほど。」
「洗い方を変える。ゴシゴシ洗い過ぎるのは摩擦で角質を傷つけるため、手荒れを悪化させる原因になるよ。洗浄剤の泡をクッションにしてこすり過ぎない様に。」
「はい。」
「手を拭く時もこすらずに。」
「そうなのね。」
「ハンドケア製品は手荒れ前に日頃から使えばより良いよ。」
「何よそれ?」
「ハンドケア製品には皮膚保護材(角層バリア機能を補完する働き)と保湿剤(皮膚の乾燥を抑制する働き)の2種類があり、それらの特徴を活かした使用方法で手荒れを予防すれば良い。」
「しかし、私みたいに症状が悪化した時は?」
「皮膚科へGO!!」
「軽症なら保湿剤のみ、一方で炎症を伴う場合にはステロイド外用剤を使用しますね。」
「かゆみも酷くて…」
「抗ヒスタミン剤の内服併用も良いよ。」
「とにかく病院へGO!!ね。」
←「今年もやっぱりお好み焼きだ」前の記事へ 次の記事へ「女性の病気と対処法」→