ツクシ食べてうツクシく

2018-03-21

「ホイ!ホイ!」

「あら!何してるの?」

「ツクシのはかま取り」

「ツクシ~(笑)」

「さっき芦田川の土手に行って山ほど取ってきた。」

「へぇ~」

「毎年の春の行事である。」

「なるほどね。」

「ツクシのアク取りした後“卵とじ”“佃煮”“天ぷら”“バター炒め”“和え物”“酢の物”で食べましょう。」

「美味しそう。ところで、ツクシって体にどんな良いことを起こすの?」

「ツクシの中には“ツクシフラボノイド”と呼ばれるポリフェノールの一種がある。」

「お~。」

「それはアンチエイジングである。動脈硬化抑制などや抗酸化作用で体内の活性化酵素を除去し、お肌がツルツル。さらに花粉症抑制作用もあるのではないか!と言われているよ。」

「イェ~」

「ツクシは、βカロテンが豊富な食材である。これは体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜を酸化ダメージから守ったり、目の保護にも役立つ。」

「ますます素晴らしい。」

「さらに、ビタミンCも豊富なのだ。」

「それも抗酸化作用?」

「オフコース!さらに、コラーゲンの合成や吸収を高めて、これまた美肌効果あり。」
「完璧な食材ね。年中、はえててほしいわ。」

「そうだな。初春の1~2週間しか、はえないのが残念! 土手で踏ん張りながらツクシを探すのは下半身強化になるし、はかま取りは手先を使うからボケ防止になるし素晴らしい植物なんだよ。」

「身近なものほどその良さを学び大切にしましょう。」

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