子供のうつ病のチェックポイント
2017-05-10
「知り合いのお子さんが1日中寝てて、起きている時はイライラしながら、お菓子をボリボリするんだって。」
「ほ~。それは、うつ病の可能性があるな!」
「えっ?うつ病って不眠とか食べられない!じゃないの?」
「それは成人の話なんだよ。」
「へぇ~。子供のうつ病はこういった独特の症状が出るし、エネルギーはあるし、反抗期でもあるし…気づくのが難しいんだ。」
「なるほど。良い方法はない?」
「まずはチェックポイント!!」
『①気分の落ち込みや怒りっぽい②興味や喜びの喪失③過眠④疲れやすい⑤自分はダメだと思う⑥集中力低下⑦死にたいと思う』
「チェック項目が多かったら子供向けの精神科を受診するのが良いね。」
「で、治療法は軽度の場合は学校を休んで休養。でも、学校を休むのが罪悪感を持つし、学力低下も心配。
しかし休養が大切だから、心身共に体を休める環境作りが必要。」
「薬は?」
「脳内バランスを整える薬を主治医に選んでもらおう。」
「それで?」
「精神療法を受け、考え方や気持ちの整理をするんだよ。」
「さらに、認知療法といってマイナス思考の考え方を直す精神療法も受けたら良いよ。」
「家庭での注意点は?」
「子供と向き合って孤独にしない。また“がんばれ”と励まさず、“何してる!”と怒らず、大人はゆったり構えましょう。その時の子供の状態に合った接し方をしたら良いよ。」
「大人も子供も焦らずにね!」
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