お伊勢参りについて その2
2013-06-10
「お伊勢参りは外宮からである。」
「うん」
「伊勢市駅から徒歩10分、外宮に到着。」
「外宮を紹介して。」
「天照大御神のお食事をつかさどる神として1500年前に、伊勢の山田原に迎えられた豊受大御神をおまつりする神社である。衣食住全般をつかさどる神社でもあるんだよ。」
「なるほど!」
「外宮の入り口である”表参道水除橋”を渡る。そこから神域になるんだよ。そしてお参り前に”手水舎”で手と口をすすぎ、心身を洗い清めてから”第一鳥居”くぐらさせていただく鳥居をくぐる時は、一拝を忘れずにな!」
「はい。」
「そして“表参道”を通り“第二鳥居”をくぐる。」
「うん」
「しばらく歩くと“御正宮”に到着。外宮ではまず御正宮でおまいりをして“亀石”と言って一枚岩でできている小さな橋を渡ると右手に“土宮”という別宮のひとつであり、この地域の地主神が鎮座される場所をおまいりし、亀石から左手にある“風宮”といって風雨、天候をつかさどる神がいらっしゃる別宮に参拝。最後に“多賀宮”豊受大御神の荒御魂をおまつりする、外宮では御正宮の次に尊いお宮を参拝するんだ。」
「それから?」
「“神楽殿”に行き、昨年のお礼をお返しして新しいお礼をいただく、その後裏参道を通り“御厩”で皇室から献身された神馬で拝もう。」
「へえ~お馬さんね。それで終了?」
「そう!それから遷宮館で一息ついて……」
「いざ内宮へ……ね!」