たかがドゼウのくせに
2012-03-14
「毎月、岡山県の山奥にひっそりと坐（ましま）す神社に参拝している」
「へえ～ 天ちゃんが神社にねえ（笑）」
「こう見えても俺は神々の存在を肯定している」
「あはは!! で、金運上昇でもお願いするの？」
「何を言うか。50歳になってまで強欲でどうする?
ビートたけしも言っているように、今日、お参りできた事だけを感謝する－－
それが参拝の心得だ。仕事もあり、健康に暮らせている……
この上、現世利益を求めるのは欲望だらけの亡者だ」
「へえ～」
「という事で、俺は１カ月、無事に生活できたことを報告に行っているのだ」
「それはウソでぇ～す」
「ま、これは理想論で、ウソと言われれば否定しない。
しかし、この謙虚な気持ちを逆なでするのが今の政治だ。
『日本が破綻する。で、消費税を上げさせてくれ』だ。
『はい、分かりました』と言えるか？
せっかく俺が素晴らしい神社に出会い、自分の枠の中でひっそり生きて行ける、
と分かったのに、その美しい心を逆利用し、枠を狭めようとする。
これが野田政権に他ならぬ。
人間は権力を握った途端、デカい態度になる。
心が弱いのだ。ふん、ドゼウの分際で……。
こんな下らん人間を首相と仰ぐのはゴメンだ。
こうなったら、日本人全員で国外脱出か、内閣総辞職に追い込むしかない!!」
「あああ、天ちゃんが素の顔に戻った」
