この世に偶然はない
2010-05-10
「肉体と心と魂を磨くため、奥出雲の船通山に登った」
「へ〜。確かカタクリが有名ね?」
「予想より距離があったけど、頂上に登りつめた時に浮かんだ言葉は『この世は必然の塊である!』って事だな!」
「?」
「言ってみれば、この世に偶然などない。全ては必然なのだ」
「??」
「自分に起こっていることは自分で起こしてきた。悪い行いや波動の低い志でいると、最悪の必然が起こるし、同じ波長を持った人間が寄ってきて運気が落ちるのだ」
「あの〜、私、忙しいんですけど……」
「逆によい行いはよい必然を呼ぶ。だから、偶然に起こった事なんかない!!」「忙しいんですけど……」
「今、私の周りで起こっている悪い必然をどう乗り越えるか。ここがポイントなのだ」
「……」
「想いや行いを改善していこう。簡単に言えば『〇〇をして他人を幸せにする』って事を常に頭に描いておくんだよ」
「イラッ」
「何をイラついてんだ? それがいけないんだ!」
「うるさいわねえ〜」
「悪い必然が起こるぞ。そんな時は、アハッと上を向いて笑うんだ。良い波長に変わるぞ」
「バシッ!」
「なんで殴るんだよ」
「必然? 偶然? 最後にはアハッ? 勝手に年中笑っときなさい!」
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