「日本シリーズ残念だったわね!」 「来年リベンジだ!」

2016-11-10

「日本シリーズのベストシーン№1は?」

「佐野だな!」

「えっ?えっ?」

「僕の脳裏に残っているのは1975年阪急とのシリーズ第4戦。そこまで2敗し1引き分けだったカープは先発に外木場を立てた。2回裏に故山本一義氏がホームランを打ち逆点。このシリーズで初のリードをした展開にファンは沸いていたよ。7回に同点にされてからは外木場VS山口の投手戦になり、延長は13回に突入。阪急の攻撃は投手山口の一打が勝ち越し点!なんとか1勝したいカープは久保、水谷、深沢が出塁。なんとサヨナラのチャンスだ!ここで外木場に代わり代打佐野だ!150㎞は超えたスピードの球を持つ山口と、シーズン途中、南海から追放されるようにカープに移籍した佐野の一騎打ちである。佐野はいとも簡単に山口の速球をセンター前にはじき返した。このシーンだよ!今でも鮮明に残っているのは。しかし同点止まりで試合終了。外木場の投球数は200球。すごい時代だね。外木場の一言“カズさんを男にしたかった”これも印象深い言葉だよ。」

「一気にしゃべったわね。何もわからないわ。」

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