オオクワガタの飼育
2018-05-10
「うわ~。オオクワガタの幼虫をもらったんだけど。」
「どう飼育してる?」
「クワガタマットに入れているだけ。」
「それは大きく育たないな。」
「えっ?」
「オオクワガタは幼虫の時にどれだけ育つかで成長の大きさが決まるんだよ。」
「ほ~。」
「という事で日本独自の飼育方法“菌糸ビン”だ。」
「は?」
「菌糸ビンは広葉樹のオガクズ成分をキノコ菌で分解した物である。」
「なるほど!」
「①幼虫を菌糸ビンに入れる
②2~3ヶ月で菌糸ビンの中身が減ってきたら新しいのに交換!」
「はい。」
「③室温は18~20度に設定。」
「大変。」
「1年半くらいで成虫に変身!」
「サナギの期間は?」
「お~っと忘れていた。」
「ビンの中身が減らなくなって幼虫が動かなくなるとサナギに成っていくサインだ。」
「何をすればいいの?」
「様子見!1~2ヶ月で羽化するから、見つめるだけ。」
「はい。」
「菌糸ビンの表面に成虫が出てきたら、昆虫マット、止まり木をひいたケースに移動させて、日陰で30℃超えないで乾燥に注意して蛋白質の含んだ専用ゼリーを与えましょう。」
「色々と大変ね。」
「散歩させなくて良いし、糞尿はたまにマット交換で良いし、楽だよ。」
「何匹飼ってるの?」
「0頭!」
「クワガタは匹ではなく“頭”と数えるんだゼ!」
「え??」
「最近は人が飼っているのを見るだけにしているんだ!」
「おーちゃく。」
←「頭痛にはシャボン玉」前の記事へ 次の記事へ「薬も大切だけど感染しないのが一番」→