‘気になる病気・症状’
婦人科の気になる病気・症状について説明しています。(まつなが産婦人科)
子宮内膜症
-子宮内膜症とは- 子宮内膜症は、子宮内膜あるいはそれと似た組織が子宮内腔以外の部位に発生し、女性ホルモンの刺激を受けて増殖する疾患です。 子宮内膜症の大部分は骨盤内に発生し、その病変部は月経時に、子宮内膜と同じようには […]
続きを読む...子宮内膜炎
-子宮内膜炎とは- 子宮内膜炎とは、子宮内腔をおおっている子宮内膜の炎症のことです。 -原因- 細菌感染による炎症が原因になります。感染経路は、上行性感染によるものが大部分ですが、まれにリンパ行性、血行性、下行性(腹腔内 […]
続きを読む...子宮筋腫
-子宮筋腫とは- 宮筋腫は、主に子宮筋層内の平滑筋成分から発生し、女性ホルモン(エストロゲン)のはたらきによって発育する良性腫瘍です。 婦人科の腫瘍のなかでは最も多い病気で、その発生頻度は30歳以上の女性で20~30%と […]
続きを読む...子宮下垂、子宮脱
-子宮下垂、子宮脱とは- 子宮下垂および子宮脱は子宮の位置の異常のことで、子宮が下降して腟内にとどまっている状態を子宮下垂といい、腟から脱出してくる状態を子宮脱といいます。 -原因- 骨盤底支持組織と骨盤底筋の弛緩のため […]
続きを読む...骨盤腹膜炎
-骨盤腹膜炎とは- 骨盤内には前に膀胱、後ろに直腸、その間に子宮・卵管があり、それらの表面は腹膜でおおわれています。 この骨盤腹膜に起こった炎症が、骨盤腹膜炎です。 -原因- 骨盤腹膜炎の多くは、子宮頸管炎から子宮内膜炎 […]
続きを読む...急性外陰潰瘍
-急性外陰潰瘍とは- 外陰とは、性器の外側の部分(恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、外尿道口、腟前庭、会陰など)の総称です。 若い女性に多く、性交と関係なく痛みを伴う深くえぐれた潰瘍が、外陰に1個ないし数個できる病気です。 – […]
続きを読む...外陰がん
-外陰がんとは- 外陰とは、性器の外側の部分(恥丘、大陰唇、小陰唇、陰核、外尿道口、腟前庭、会陰など)の総称です。 外陰がんは、婦人科が扱う悪性腫瘍のなかで3~4%と少なく、日本での年間発生数は10万人あたり0.5人以下 […]
続きを読む...外陰炎
-外陰炎とは- 外陰部の皮膚は抵抗性が弱く、しかも尿・便・帯下・生理による出血などによって汚染されやすいため、炎症が起こりやすい状態になっています。 もともと腟内に炎症が起こっている時には、帯下により原因菌が外陰部に付着 […]
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